NGO-PROATI(ボリビア広域水系先住民生産物流通向上計画):
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アンボロ山麓アグロフォレスタル農業開発計画
2008年からは東部ボリビアのサンタクルス県アンドレス・イバ-ネス郡のポロンゴ村において、NGO-PROATI(ボリビア広域水系先住民生産物流通向上計画)を立ち上げた。この活動はコミュニティ主導型開発(Community Driven Development)手法を使って、山間傾斜地にアグロフォレスタリ-農業を普及させ、自然環境保全プログラムの実施を手がけようというものである。また環境保全の意味から、新たに森の木を切らず、マンゴ等の間伐材や剪定枝にシメジ、シイタケ等種菌を植え付けてキノコ栽培ができることを展示した。ノニ、マカダミアンナッツ等の栽培が森をつくることにつながると教えた。またAji Gusanito唐辛子を利用した食品加工にも乗り出した。苗木販売、育種栽培等の技術移転の第1期は終了した。
2011年9月7日水曜日
2011年7月7日木曜日
ポロンゴの風の色
これまでに中南米のさまざまな開発支援に携わる機会を得てきた。多岐にわたるプロジェクトの中で、2007年までは主としてJICAの技術協力プロジェクト方式を通じての活動プログラムに注力してきた。2008年からは東部ボリビアのサンタクルス県アンドレス・イバ-ネス郡のポロンゴ村において、NGO-PROATI(ボリビア広域水系先住民生産物流通向上計画)を立ち上げた。この活動はコミュニティ主導型開発(Community Driven Development)手法を使って、山間傾斜地にアグロフォレスタリ-農業を普及させ、自然環境保全プログラムの実施を手がけようというものである。同村はサンタクルス市から、わずか20キロしか離れていないにもかかわらず、ピライ河に橋が架かっていないために、長い間道路整備、発電所の建設等の経済・生活インフラの整備が遅れていた地域である。特に水質管理が行われておらず、村では表流水もしくは浅井戸を水源としていたため、腸管感染症、寄生虫病、熱病、口腔疾病などが蔓延していた。この村での村落開発には相当の時間と費用がかかる事が予測され、従来までは外国の援助は皆無であった。しかし、私はここにタ-ゲットを定めアンボロ山麓のアグロフォレスタリ-農業開発計画を発進させることにした。
私は30年前に青年海外協力隊に参加して以来、地方住民、先住民族の生活の質の向上、生きがいを追及することは最終的に自分自身の生き方をアフ・ヘ-ベンすることにつながると信じてきた。いわば「思い込むとまっしぐら」という気質が短所にあたるのだろう。
まずモデル農場を建設するにあたり、ポロンゴ山麓の水資源と土壌の調査をおこなった。そのプロセスのなかで大きな問題がでてきた。多くの農家は丘陵地帯に点在するため、水道管の敷設よりも貯水タンクの設置、能率的な配水管工事をする必要があったのである。給水施設の建設等の事業実施には、地方自治体からの経済支援と、村落の協調が必要であった。とりあえず実証展示圃場を作り、高価な資材を使わない施設を完成させ、市役所の関係者に公開した。水不足に悩む村に屋根や樋に落ちた雨水を、圃場内3箇所に集め、乾季に利用できるようにする簡単なシステムを完成させた。ユニセフがいう「安全な水」を供給できるようになったのである。モデル農場は完成した。技術移転業務においては、問題の所在を発見し、解決策を検討するために必要な情報を収集し、分析を通じて仮説を立てる力が自分にはあったのだと思う。たぶん、身の丈にあった計画立案から完成まで辛抱強さは自分の長所なのであろう。
アンボロ山麓の暮らす農民と時間をかけて人脈形成を行い、農村組織内の情報流通から得た知識を付け加え、データの理解と解釈からひとつの改定を導いた。それが同山麓地帯の抱える問題を解決することにつながったと思う。前述の実証展示圃場に戻るが、私はポロンゴ村での農民との重なふれあいを続け人脈の形成を2年間行った。山間傾斜地では資材、機材の輸送手段に牛車が一番有効であることをこの時知った。また環境保全の意味から、新たに森の木を切らず、マンゴ等の間伐材や剪定枝にシメジ、シイタケ等種菌を植え付けてキノコ栽培ができることを展示した。ノニ、マカダミアンナッツ等の栽培が森をつくることにつながると教えた。またAji Gusanito唐辛子を利用した食品加工にも乗り出した。苗木販売、育種栽培等の技術移転の第1期は終了した。
私は30年前に青年海外協力隊に参加して以来、地方住民、先住民族の生活の質の向上、生きがいを追及することは最終的に自分自身の生き方をアフ・ヘ-ベンすることにつながると信じてきた。いわば「思い込むとまっしぐら」という気質が短所にあたるのだろう。
まずモデル農場を建設するにあたり、ポロンゴ山麓の水資源と土壌の調査をおこなった。そのプロセスのなかで大きな問題がでてきた。多くの農家は丘陵地帯に点在するため、水道管の敷設よりも貯水タンクの設置、能率的な配水管工事をする必要があったのである。給水施設の建設等の事業実施には、地方自治体からの経済支援と、村落の協調が必要であった。とりあえず実証展示圃場を作り、高価な資材を使わない施設を完成させ、市役所の関係者に公開した。水不足に悩む村に屋根や樋に落ちた雨水を、圃場内3箇所に集め、乾季に利用できるようにする簡単なシステムを完成させた。ユニセフがいう「安全な水」を供給できるようになったのである。モデル農場は完成した。技術移転業務においては、問題の所在を発見し、解決策を検討するために必要な情報を収集し、分析を通じて仮説を立てる力が自分にはあったのだと思う。たぶん、身の丈にあった計画立案から完成まで辛抱強さは自分の長所なのであろう。
アンボロ山麓の暮らす農民と時間をかけて人脈形成を行い、農村組織内の情報流通から得た知識を付け加え、データの理解と解釈からひとつの改定を導いた。それが同山麓地帯の抱える問題を解決することにつながったと思う。前述の実証展示圃場に戻るが、私はポロンゴ村での農民との重なふれあいを続け人脈の形成を2年間行った。山間傾斜地では資材、機材の輸送手段に牛車が一番有効であることをこの時知った。また環境保全の意味から、新たに森の木を切らず、マンゴ等の間伐材や剪定枝にシメジ、シイタケ等種菌を植え付けてキノコ栽培ができることを展示した。ノニ、マカダミアンナッツ等の栽培が森をつくることにつながると教えた。またAji Gusanito唐辛子を利用した食品加工にも乗り出した。苗木販売、育種栽培等の技術移転の第1期は終了した。
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